S&P500は利上げ減速期待背景に大幅続伸

先週、S&P500指数は2.7%、DJIAは2.0%、Nasdaq指数は4.8%上昇。S&P500は大幅続伸。引き続き利上げ減速期待を背景に、これまで大幅に売り込まれて来た高PERの主力株に買い戻し。Nasdaqは21年10月25日から11月8日までの11営業日続伸以来の6営業日続伸。注目された12月CPIは前月比0.1%低下（事前予想0.0%）、同コアは前月比0.3%上昇（同0.3%上昇）。他の経済指標では11月消費者信用残高は前月比280億ドル増（事前予想250億ドル増）。12月中小企業楽観度指数は前月比2.1ポイント低下の89.8（同91.3）。1月ミシガン大調べ消費者センチメント指数速報値は前月比4.9ポイント上昇の64.6（同60.5）など。

セクター別騰落率は一般消費財5.8%、IT4.6%、不動産4.4%、素材4.3%、コミュニケーション4.1%、エネルギー2.7%、金融2.0%、資本財1.5%、公益0.5%、ヘルスケア-0.2%、生活必需品-1.5%。

個別銘柄上昇率上位はUnited Continental 22.3%、American Airlines Group 20.0%、Norwegian Cruise Line 19.9%。下落率上位はNorthrop Grumman -11.5%、AbbVie -7.8%、Baxter Int'l -7.5%など。