S&P500は一段の大幅利上げ懸念で大幅続落

先週、S&P500指数は4.8%、DJIAは4.1%、Nasdaq指数は5.5%下落。大幅続落。FOMCでの政策金利0.75%引き上げは事前予想通りも、22年末、23年末の見通し中央値が6月FOMC時の3.4%、3.8%から4.4%、4.6%へ大幅に切り上がったことを嫌気。10年物金利が急騰。2年物金利はそれ以上に上昇し、逆イールドが一層強まる。主な経済指標では9月住宅市場指数は前月比3ポイント低下の46（事前予想47）。8月住宅着工件数は前月比12.2%増の年率157.5万件（同145.0万件）。8月住宅建設許可件数は前月比10.0%減の年率151.7万件（同160.4万件）。8月中古住宅販売件数は前月比0.4%減の年率480万件（同470万件）など。

セクター別騰落率は生活必需品-2.1%、公益-3.0%、ヘルスケア-3.4%、IT-3.6%、資本財-4.5%、コミュサー-5.1%、金融-5.6%、素材-5.7%、不動産-6.4%、一般消費財-7.0%、エネルギー-9.0%。

個別銘柄上昇率上位はGeneral Mills 5.2%、Kellogg 2.8%。下落率上位はCaesars Entertainment -21.5%、Apache -18.8%、Carnival -16.8%、SolarEdge Technologies -16.7%、Marathon Oil -16.5%など。