別府 浩一郎

2022年11月27日1 分

S&P500はFOMC議事要旨など好感し反発

先週、S&P500指数は1.5%、DJIAは1.8%、Nasdaq指数は0.7%上昇。S&P500は反発。火曜、Best Buyの「通期売上高の落ち込みが従来予想より小さくなる」との見通し受け、全体的に上げ幅広げる。11月FOMC議事要旨で多くの参加者が「近日中の利上げ減速が適当」と見ているとの内容も好感。祝日を間に挟み取引は閑散だった。主な経済指標では10月耐久財受注は前月比1.0%増(事前予想0.4%増)、除く輸送用機器では前月比0.5%増(同0.0%)。10月新築住宅販売件数は前月比7.5%増の年率63.2万件(同57.0万件)。11月ミシガン大調べ消費者センチメント指数確報値は速報値から2.1ポイント上方修正の56.8(同55.0)など。

セクター別騰落率は公益3.0%、素材2.9%、金融2.2%、生活必需品2.1%、不動産2.0%、ヘルスケア1.9%、資本財1.9%、一般消費財1.1%、コミュニケーション1.0%、IT1.0%、エネルギー0.3%。

個別銘柄上昇率上位はBest Buy 12.7%、STERIS 8.8%、Ross Stores 7.8%、Walt Disney 7.7%、Agilent Tech 7.4%。下落率上位はDollar Tree -7.4%、Estee Lauder -5.8%、Rollins -5.8%、PayPal Hld. -5.7%。