S&P500は7週続落。消費関連銘柄が総崩れ

先週、S&P500指数は3.0%、DJIAは2.9%、Nasdaq指数は3.8%下落。S&P500は7週続落。3指数とも本年安値を更新。Targetが2-4月期決算52%減益を発表した水曜にS&P500は4.0%大幅安。Targetは週間で29.3%急落。下落率上位にはDollar Tree、Walmartなども名を連ね、消費関連が総崩れ。主な経済指標では5月NY連銀製造業現状指数は前月比36.2ポイント低下の-11.6（事前予想17.0）。4月小売売上高は前月比0.9%増（同0.9%増）。4月鉱工業生産指数は前月比1.1%上昇（同0.5%上昇）。4月住宅着工件数は前月比0.2%減の年率172.4万件（同176.5万件）。4月中古住宅販売件数は前月比2.4%減の年率561万件（同565万件）。

セクター別騰落率はエネルギー1.1%、ヘルスケア0.9%、公益0.4%、素材-0.1%、不動産-1.8%、金融-1.8%、コミュサー-3.0%、資本財-3.7%、IT-3.8%、一般消費財-7.4%、生活必需品-8.6%。

個別銘柄上昇率上位はParamount 15.1%、Synopsys 11.1%、SolarEdge Technologies 10.6%。下落率上位はTarget -29.3%、L Brands -24.2%、Ross Stores -21.9%、Dollar Tree -19.8%、Walmart -19.5%。