S&P500は5週続伸で初の5000ポイント台乗せ

先週、S&P500指数は1.4%、DJIAは0.04%、Nasdaq指数は2.3%上昇。S&P500は5週続伸。総じて好調な企業業績と生成AIに関連する銘柄への旺盛な物色意欲がS&P500を初の5000ポイント台まで押し上げ。業種別上昇率上位に半導体素材・装置9.5%、半導体6.0%。商業用不動産市況の低迷で苦境に陥るNew York Community Bancorp（非S&P500）が一時先週末比40%安も、全体への影響は極めて限定的。主な経済指標では1月ISM非製造業指数は前月比2.9ポイント上昇の53.4（事前予想52.0）。12月消費者信用残高は前月比15.6億ドル増（同160億ドル増）。先々週の新規失業保険申請件数は21.8万件（同22.0万件）など。

セクター別騰落率はIT 3.2%、一般消費財1.5%、ヘルスケア1.4%、資本財1.2%、コミュサー1.0%、不動産0.3%、金融0.2%、素材0.0%、エネルギー-0.2%、生活必需品-1.3%、公益-2.1%。

個別銘柄騰落率上位はEnphase Energy 20.4%、Polo Ralph Lauren 18.4%、Monolithic Power Systems 18.3%、ON Semiconductor 14.1%。下位はFMC -15.8%、Air P&C -14.8%、Expedia Group -13.2%など。