S&P500は5週ぶり小反落

先週、S&P500指数は0.1%、DJIAは0.5%、Nasdaq指数は0.3%下落。S&P500は5週ぶり小反落。世界レベルでの感染拡大と国内でのワクチン普及との綱引きで、株価は最高値圏で一進一退。年収100万ドル以上の富裕層へのキャピタルゲイン課税強化案を受け木曜大幅安も、「実際の影響は限定的」として翌日には早々と埋め戻す。主な経済指標では3月中古住宅販売件数は前月比3.7%減の年率601万件（事前予想619万件）。3月新築住宅販売件数は前月比20.7%増の年率102.1万件（同88.6万件）。4月IHS Markit製造業指数速報値は前月比1.5ポイント上昇の60.6（同60.5）、同非製造業速報値は前月比2.7ポイント上昇の63.1（同61.9）など。

セクター別騰落率は不動産2.0%、ヘルスケア1.8%、資本財0.4%、素材0.4%、金融0.0%、生活必需品-0.5%、IT-0.5%、コミュサー-0.6%、公益-0.9%、一般消費財-1.2%、エネルギー-1.8%。

個別銘柄上昇率上位はEquifax 20.3%、Kansas City Southern 17.1%、DISH Network 11.8%、Enphase Energy 11.3%、Pool 9.8%。下落率上位はPenn National Gaming -10.2%、Altria Group -9.4%、Intel -8.5%など。