S&P500は4週ぶり大幅反発

先週、S&P500指数は6.4%、DJIAは5.4%、Nasdaq指数は7.5%上昇。S&P500は4週ぶり反発。5%超の急落が2週続いた後の反動と急激な金利先高観の一服で大幅高。5月27日に終わった週の上昇（6.8%高）と似た構図。金曜発表の6月ミシガン大調べ消費者センチメント指数確報値は速報値から0.2ポイント下方修正の50.0と改めて統計開始以来の最低を記録するも、5年先インフレ予想が3.3%から3.1%へ下方修正され、株価は一段高。他の経済指標では5月中古住宅販売件数は前月比3.4%減の年率541万件（事前予想540万件）。5月新築住宅販売件数は前月比10.7%増の年率69.6万件（同59.0万件）など。

セクター別騰落率は一般消費財8.2%、ヘルスケア8.1%、不動産7.7%、IT7.3%、公益7.2%、コミュニケーション7.0%、生活必需品6.6%、金融5.1%、資本財4.2%、素材2.7%、エネルギー-1.6%。

個別銘柄上昇率上位はPenn National Gaming 17.2%、Etsy 16.0%、Paycom Software 15.7%、Norwegian Cruise Line Hld. 15.7%。下落率上位はDaVita -13.4%、Marathon Oil -8.7%、Freeport-McMoRan -8.4%。