別府 浩一郎

4月14日1 分

S&P500は3月CPIや中東情勢受け続落

先週、S&P500指数は1.6%、DJIAは2.4%、Nasdaq指数は0.5%下落。S&P500は続落。水曜発表の3月CPI前月比0.4%上昇(事前予想0.3%上昇)、同コア前月比0.4%上昇(同0.3%上昇)や同日公表のFOMC議事要旨受け利下げ期待が後退。S&P500は0.9%安。翌日発表の3月PPIは事前予想内で一旦反発も、週末にはイランによるイスラエルへの報復攻撃への懸念も加わり1.5%大幅安。ただ、 主力ハイテク確りでNasdaq指数は木曜に最高値。その他の経済指標では3月中小企業楽観度指数は前月比0.9ポイント低下の88.5(事前予想89.9)。4月ミシガン大調べ消費者センチメント指数速報値は前月比1.5ポイント低下の77.9(同79.0)など。

セクター別騰落率はIT-0.2%、コミュサー-0.5%、一般消費財-0.7%、生活必需品-1.2%、公益-1.5%、エネルギー-1.9%、資本財-2.2%、不動産-3.1%、素材-3.1%、ヘルスケア-3.1%、金融-3.6%。

個別銘柄騰落率上位はGE Vernova 9.2%、Insulet 6.2%、First Solar 4.5%。下位はGlobe Life -45.5%、CarMax -12.4%、Solventum -10.4%、Zoetis -9.6%、Arista Networks -8.9%、MGM Resorts Int'l -8.7%など。