Amazon.com大幅安響きS&P500は小反落

先週、S&P500指数は0.4%、DJIAは0.4%、Nasdaq指数は1.1%下落。週明けは3指数揃って最高値更新で始まるも、11四半期ぶりに売上高が市場予想を下回ったAmazon.comの大幅安が響き、週間では小反落。好決算のハイテクには織り込み済みとの反応。主な経済指標では6月新築住宅販売件数は前月比6.6%減の年率67.6万件（事前予想80.0万件）。5月S&Pケース・シラー住宅価格指数（20都市）は前月比1.8%上昇（同1.5%上昇）。7月消費者信頼感指数は前月比0.2ポイント上昇の129.1（同123.9）。4-6月期GDP速報値は実質前期比年率6.5%増（同8.0%増）。6月個人消費支出は前月比1.0%増（同0.7%増）など。

セクター別騰落率は素材2.8%、エネルギー1.6%、金融0.7%、ヘルスケア0.5%、公益0.3%、不動産0.3%、生活必需品0.2%、資本財-0.2%、IT-0.7%、コミュニケーション-1.0%、一般消費財-2.6%。

個別銘柄上昇率上位はAMD 15.2%、Aon 11.9%、DexCom 11.9%、PerkinElmer 10.9%。下落率上位はCitrix Systems -12.3%、Etsy -12.1%、Lamb Weston Hld. -11.6%、PTC -11.3%、PayPal Hld. -10.7%など。